礼拝メッセージ

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2024年4月

2024年4月14日

 

「主イエスよ、来てください」

聖書箇所:ヨハネ黙示録22章6-21節

1,キリスト再臨と黙示録
主の再臨の約束は、聖書のみ言葉に基づいて示されています。特にこの預言の書(黙示録)には、サタンの完全な敗北と滅亡が記されているため、サタンは人々が読まないように、そして信じないように必死に働いています。この霊の戦いに打ち勝ちこの書を堅く守る者に、神は祝福を約束されています。(1:3)私たちはこの預言の書を封じることなく、よく読み、すべての人に宣べ伝えることが大切です。そして、付け加えたり取り除いたりしてこの書を改ざんしてはならないのです。(18,19)
2,キリストの再臨と審判
 再臨は信者と不信者を二分します。天の御国(新天新地と新しいエルサレム)に入国できるか否かが決まるのです。
3,キリストの再臨と私たちの対応(17,20)
 聖霊と教会は「来てください」といいますが、私たちも共に「来てください」と心から主のおいでを待ち望むことが求められています。同時に救いに与る方が一人でも多く起こされるよう祈り求め、宣教に励むことが大切です(17)この二つの面を同時に持ちつつ、「マラナ・タ」(Ⅰコリント16:22)と祈りつつ告白するお互いとなりましょう。
「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン主イエスよ、来てください。(20)

2024年4月7日

 

「新しいエルサレムの中には」

聖書箇所:ヨハネ黙示録22章1-5節

1,新しいエルサレムの内側の景色(Ⅰ~2節)
水晶のように輝く命の水の川、純金の都の大通り、川の両岸に林立し12の実をならせるいのちの木、それは驚きと喜び、満足と平安の世界です。
2,七つの完全な世界(3~5節)
①完全な回復…呪われるものは何もない(3節)
②完全な統治…神と子羊の御座が都の中に(3節)
③完全な奉仕(礼拝)…神の僕たちは神に仕え(3節)
④完全な栄化…御顔を仰ぎ見る(4節)
⑤完全な所属…額には神の御名が…(4節)
⑥完全な臨在…神である主が彼らを照らされる(5節)
⑦完全な高揚…世々限りなく王として治める(5節)
私たちは、主イエス様によって、永遠のいのちが与えられて、このような世界に導かれているのです。
「感謝しつつ、敬虔と恐れをもって、神の喜ばれる礼拝をささげようではありませんか。」(へブル12章28節)


2024年3月

2024年3月31日

 

「主イエスは生きておられる」

聖書箇所:ルカ24章13-35節

1,主ご自身が近づき共に歩く
二人の弟子たちに寄り添うように歩き、その議論を聞き、悩みを受けとめる主イエスを私たちは見ます。復活の主は私たちが気づかなくても、ともにおられ、歩み、理解してくださるお方です。
2,主ご自身が聖書を解き明かしてくださる
主イエスは、常に聖書のみ言葉に基づいて、弟子たちに語られます。今も聖霊によって主は聖書のみことばを教えてくださいます。(ヨハネ14:26)その時、私たちの心は確信と喜びに満ち、燃えるのです。(32節)
3,主ご自身が信仰者の霊の目を開いて下さる
二人の弟子は、パンを裂く主イエスを見た時、目が開かれ、主イエスがわかりました。「私を覚えてこれを行いなさい」(Ⅰコリント11:24)と主が命じられた聖餐式は、主を知る幸いな時です。復活の主を十字架の死を通して知るのです。
主イエスは、今も変わりなく生きておられ、聖書のみことばを通して語り、十字架の愛によって生かしてくださるのです。

2024年3月24日

 

「今日、パラダイスに」

聖書箇所:ルカ23章32-42節

1,背景…主イエスが十字架につけられた時、二人の犯罪
人が十字架につけられました。彼らは強盗殺人や暴動の罪で死刑判決を受けた罪人で、共に十字架につけられた主イエスを嘲り、罵り、からかいます。(マタイ27:44)
2,転機…犯罪人の一人が突然、口汚くののしる同僚の犯
罪人をたしなめ、主イエスに信仰を告白します。罵られても罵りかえさない清い姿、唯一口を開かれた敵の赦しを願う祈りが彼の良心を目覚めさせたのです。(Ⅰペテロ2:23)
3,約束…彼の改心の直後、驚くべき主イエスの約束を彼
は聞きます。「今日、あなたはわたしとともにパラダイスにいます」(43節)罪赦され、神の恵みの世界、パラダイスへの入場を許されたのです。ここにキリストの救いのすばらしさ、神の愛の豊かさがあるのです。

2024年3月17日

 

「新しいエルサレムの特徴」

聖書箇所:ヨハネ黙示録21章9-24節

ヨハネが見た聖なる都、新しいエルサレム
1,神の栄光に満ちた都(11)
2,巨大な形状の都(12~17)
3,イスラエルの12部族と、キリストの12使徒の名が付けられている(12~14)(エペソ2:20)
4,最高の美と輝きの都(18~21)
5,都にないもの(22~23)
6, 都の国民(24~26)(へブル11:16)
7, 都の入場資格(27) 
子羊のいのちの書に記されている者たちだけです。
「目が見たことのないもの、耳がきいたことのないもの、人の心が思い浮かんだことのないものを、神は神を愛する者たちに備えてくださった。」(Ⅰコリント2:9)

2024年3月10日

 

「新しい天と新しい地」

聖書箇所:ヨハネ黙示録21章1-8節

 ヨハネは、最後に素晴らしい光景を見せられます。それは、新しい天、新しい地、新しいエルサレムです。(1,2節)新天新地は、旧天旧地をリニューアルしたものではなく、その延長線上にあるものでもなく、全く新しい秩序とともに創造されたのです。以前の地球も宇宙も跡形もなくなり(20:11)第三の天より、新しいエルサレムが降ってきて新天新地と合体します。この都こそアブラハムが憧れていた天の故郷(へブル11:16)であり、へブル書が語る「揺り動かされない御国」なのです。(へブル12:28)
 
   ヨハネは、さらに二つの声を聞きます。第一の声は、天の御使いの大きな声で、この究極的な天国がいかに素晴らしい祝福の世界であるかを語ります。(3,4節)第二の声は私たち主イエス・キリストの声であり、この新創造の祝福を宣言します。(5,6節)そして主は、二者択一の現実、新天新地か火の池のいずれかを人類は選ばなければならないことを示されるのです。(7,8節)(ヨハネ3:16,17)(Ⅱコリント6:1,2)
 
  主は、このヨハネ黙示録のすべての読者に、救いの道を選ぶよう愛をもって訴えておられるです。(Ⅰテモテ2:4)

2024年3月3日

 

「白い御座の裁き」

聖書箇所:ヨハネ黙示録20章7-15節

 神と人類の敵サタンが、永遠の滅びである火の池に投げ込まれた後に、ヨハネは見ます。
1,「大きな白い御座とそこについておられる方」
 最後の審判といわれる神の最高裁の有様が描写されています。中央には裁判官であるイエス・キリストが着座しておられます。天地は消え去り、新天新地の準備段階となっています。(ヨハネ5:27)
2,「御座の前に立つ死んだ人々」
第一の復活に与かった人々以外の全人類の死者(5節)が、魂と肉体が合体し復活し、御座の前に被告人として立つのです。(ヨハネ5:28~29)
3,厳正な審判
 主はすべてのことを知っておられる全知の方ですが、様々な記録文書、およびいのちの書を厳正に確認し、最終判決を下されます。死者はそれぞれ自分の行いに応じて刑の執行を受けます。
4,ヨハネの福音書3章16節
この厳粛な審判の日には、被告人に弁護士がいません。(Ⅰヨハネ2:1参照)死んだ後には救いがないのです。生きている時こそ救いのチャンスがあります。(ルカ16:19~31参照)神は私たちを愛してくださり、滅びないで永遠のいのちを持つ者となるためにひとり子イエス様のいのちを与えてくださったのです。(Ⅱコリント6:2)


2024年2月

2024年2月25日

 

「再臨後のキリストの御国」

聖書箇所:ヨハネ黙示録20章1-6節

1,サタンの影響を受けない千年の王国
 サタンは、底なき穴(アブソス)に鎖で縛られ、千年間監禁されます。もはやサタンの惑わしや誘惑はなくなり、真実と平和、信頼と愛の世界が訪れます。(イザヤ2:2~4,11:6~9、65:19~25)
2,千年王国の民
①王妃である教会をはじめとする第一の復活に与った人々
②イスラエル選民・・・アブラハム契約は、文字通り成就し、彼らは神の民となり拡大された聖地(エゼキエル47:13~20参照)を12部族で分配します。
③患難時代に生き残った異邦人(マタイ25:31~40)
羊とみなされた異邦人は千年時代の恵みに入ることが許されます。
3,第一の復活
①その意味・・キリストの救いに与ったものが死後、新しい体(復活体)でよみがえること。(Ⅰコリ15:51~55)
②あずかった者は・・・主イエス・キリスト(初穂)・花嫁なる教会(クリスチャン)・患難時代中間での二人の証人・旧約の聖徒たち・患難時代の殉教者たち
③その特権・・・ 第2の死は何の力も待たず、神とキリストに直接お会いし、キリストと共に王となり地を治めます。第一の復活に与る者は幸いであり、永遠のいのちの祝福がここにあります。

2024年2月18日

 

「キリストの地上再臨」

聖書箇所:ヨハネ黙示録19章11-21節

1,地上再臨のタイミング
 主の再臨は、ユダヤ民族が民族的な悔い改めと主イエスに対する信仰によって救いに与った時(マタイ23:39)に起こります。それは7年間の患難時代の終了時です。ヨハネは白い馬に乗るキリストの再臨を目撃します。(11節)
2,地上再臨で示されるキリストの名(ご性質)
①「確かで真実な方」(11節)
②「ご自分のほかには誰も知らない名」(12節)
③「神のことば」(13節)
④「王の王、主の主」(16節)
3,ハルマケドン戦争の決着(19~21節)
この戦いはキリストご自身が戦われ、一瞬であっけなく決着します。(Ⅱテサロニケ2:8)獣(反キリスト)と偽預言者は火の池(究極的な地獄)に投げ込まれ、永遠に苦しみます。他の反キリストの協力者たちは、無残な死を遂げ、神の審判の時を黄泉で待つことになります。
4,私たちへの教訓
 神の正義は必ず行われます。罪は必ずふさわしい罰があり、善には必ず報いがあります。(Ⅱコリント5:10)再臨の主の前に立つために最善にして最大、唯一の備えは、キリストの十字架による魂の救いであることを覚えましょう。そして、空中再臨を待ち望みましょう。

2024年2月11日

 

「ハレルヤの讃美と子羊の婚礼」

聖書箇所:ヨハネ黙示録19章1-10節

キリストの地上再臨直前に天上において「子羊の婚礼」という大イベントが開催されます。
1,婚礼前のハレルヤの讃美
 大淫婦(世界統一宗教)のさばきと反キリスト帝国の中核都市バビロンの滅亡は、反キリストの滅亡を示すものです。(Ⅱテサロニケ2:8)世の絶対悪が滅ぼされ、神の絶対正義が明らかに示されるのです。天にいるすべての聖徒たちと御使いたちは声高らかにハレルヤコーラスを力強く賛美します。
2,子羊の婚礼
花婿は主イエス・キリストであり、花嫁はペンテコステの日から携挙の時までの恵みの時にキリストの血によって救われたすべての信者の集まりである教会です。(エペソ5:32)そして、花婿の友人は、バプテスマのヨハネをはじめとする旧約時代の聖徒たちです。(ヨハネ3:29)子羊の婚礼(結婚式)は天で行われ、婚宴(披露宴)は再臨後地上で行われ、携挙後に救われ、患難時代に殉教した人たちと生き残った人たちが招かれています。(マタイ25:1~13)
3,私たちへメッセージ
今は恵みの時、救いの日です。空中再臨の主は、私たちキリスト者のために天の新居を用意し迎えに来られるのです。(ヨハネ14:1~3 Ⅰテサロニケ4:16~17)キリストに属する者となり主の花嫁として立つものとなりましょう。

2024年2月4日

 

「大バビロン壊滅の描写」

聖書箇所:ヨハネ黙示録18章9-24節

反キリスト帝国の首都、大バビロンの壊滅は、帝国そのものの滅亡を意味します、罪と悪を厳正に裁かれる真の神がおられることが示されています。(詩篇58:11)
1,大バビロンへの罪
 神を無視し、物質的、刹那的、享楽的な生き方(イザヤ56:12)と善悪の価値観の逆転(イザヤ5:20)そして、神の民への残虐な迫害(20,24節)の罪を、神はさばかれたのです。
2,大バビロンへのさばき
それは即時に、全面に及び、徹底的なもの(21節)です。(へブル12:29)
3,私たちへの教訓
正義の神がおられます。矛盾と思える理不尽な悪は、一掃され、人生の様々な疑問に確かな回答が与えられ喜ぶ時が来ます。(20節)恵みによってイエス・キリストの救いに与ったことを感謝しましょう。(エペソ2:3-5)そして、敬虔と恐れをもって、神に喜ばれる礼拝をささげまししょう。(へブル12:28)


2024年1月

2024年1月28日

 

「大バビロン壊滅の宣告」

聖書箇所:ヨハネ黙示録18章1-8節

患難時代後半は、反キリストが全世界の政治、経済、宗教のすべてを掌握し独裁者として君臨します。人類史上最悪の苦難の時代となります。
1,大バビロンへの宣告
 反キリスト帝国の首都であり全政治、全経済、全宗教のシステムの中核であるバビロンの壊滅が、天の神の大きな権威を持つみ使いによって宣告されます。神は世界の罪を見過ごしにはならず、大きな御怒りをもってさばきなさるのです。
2,警告
「バビロンから出ていきなさい」とバビロンに住む天の神を恐れる人々への命令が天から告げられ、巻き込まれないように警告されました。ソドムから出るように命じられたロトのように緊急事態宣言でありました。
3,さばきの理由
バビロン滅亡の理由は「自分だけは特別な存在である」とする傲慢な心にあります。その高ぶりはバベルの塔のように天に達する罪となりました。
4,愚かな金持ちのたとえとの比較(ルカ12:16-21)
物質中心主義に生き、神と永遠を無視する生き方の中に大バビロン的生き方を見ます。バビロンから出て、キリストに属し仕える生き方に切り替えることが祝福の道なのです。

2024年1月21日

 

「患難時代前半の支配勢力」

聖書箇所:ヨハネ黙示録17章1-18節

患難時代は7年間続きますが、前半の3年半は大淫婦と呼ばれる世界統一宗教が全世界の人々の心を支配します。
1,大淫婦による支配
 空中再臨(携挙)で取り残され形骸化したキリスト教会が中心となり、全世界の宗教が統一される社会システムとなります。すべての偶像礼拝が寛容に認められる反面、イエス・キリストを神として礼拝するクリスチャンを弾圧し、死刑とする恐怖の社会となります。世界統一宗教は、反キリストとその帝国のサポートにより、大きな権威を行使し、世の人々の思想や道徳に強力な統制を加えます。
2,獣(反キリスト)によるクーデター
患難時代の中間で、反キリストは宗教システムの完成を見て、大淫婦を抹殺し、世界統一宗教の頂点に君臨し、自らが神であると宣言します。反キリストが全世界の宗教、政治、経済を一手に掌握することになります。(Ⅱテサロニケ2:4)そして、艱難時代後半に突入します。
3,私たち(クリスチャン)の祈り
 この恐るべき時代が来る前に、携挙が備えられています。キリストの属する者となるよう備えましょう。(Ⅰテサロニケ5:9,10、)平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なる者としてくださいますように。あなたがたの霊、魂、体のすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨の時に、責められるところのない者として保たれていますように。‥‥(1テサロニケ5:23,24)

2024年1月14日

 

「大患難時代の最終局面」

聖書箇所:ヨハネ黙示録16章12-21節

1,第6の鉢の災害
サタンは、全世界の王たちに号令をかけ、イスラエル民族殲滅を目的として、ハルマゲドンに集合させ、神の勢力に戦いを挑ませることになります。その真の目的は、キリストの再臨を阻止することです。ここに神とサタンの勢力との一大決戦が起こります.(ハルマゲドン戦争)
2,第7の鉢の災害
 この鉢は、空中にぶちまけられました。空中はサタンと悪霊どもの住む場所です。(エペソ2:2)サタン直撃のさばきがなされたことを示しています。「事は成就した。」(17節)との神による宣言と共に、地上全体に超巨大地震が起こり、反キリストの支配下のすべての都市と文化が一掃されます。そして地球全体に天変地異が起こります。
3,神によるメッセージ(15節)
キリストの来臨は、突然来ること、そのために目を覚まして備えをするようにという警告です。私たちが神の怒りから救われ、祝福に与る道はすでに完璧に備えられています。主は人類に最後まで救いの道であるイエス・キリストを受け入れるように訴え続けておられるのです。(Ⅱペテロ3:9)

2024年1月7日

 

「みこころを確信して立つ」

聖書箇所:コロサイ4章12節

1,祈りの背景
 コロサイ教会の牧師エパフラスは、信徒たちの信仰の成熟のために、いつも祈りに励んでいました。それは、この世の慣習や様々な思想、教えが、キリストに堅く結びついて生きる信仰の成長の妨げとなっていたからです。
2,祈りの内容
 エパフラスは、聖書に示された神のみこころのすべてを確信し、堅く立ってほしいと神に願いました。信仰は神のことばを聞くことから始まり(ローマ10:17)神のみこころを学び知ることになりますが、確信し堅く立って生きることが大切です。信仰の成熟によって、その広さ、長さ、高さ、深さを理解し、神と人とに対する愛に成長する者となるのです。(エペソ3:18,19)
3,成熟のための祈りの必要性
信仰の成熟成長は神がなさることです。(Ⅰコリント3:7)、恵みの手段(日ごとの祈り、聖書通読、礼拝出席、聖餐式等々)を私たちが忠実に行うことは大切です。同時に成長させて下さる神とのへりくだった関係を前提とした、成長を求める祈りが必要です、(ルカ17:5~10)
主のみこころを確信し、堅く立つお互いでありますように。エパフラスの祈りは私たちの祈りです。


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